0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

前世は鳩と言う、カミさん。

一枚の風信子223

鳩ポッポ:明治33年(1900年)に作られ、明治34年(1901年)7月に刊行された「幼稚園唱歌」に第十二曲として収められている。 鳩に豆をやろうとする子供の視点から描かれた歌である。歌詞には以下のものが登場する。鳩、お寺の屋根 、豆。〈Wikipedia〉

うちのカミさんは、無類の豆好き。食卓に豆さえ並んでいれば、まず何の文句も言わない。「私の前世は、鳩かもしれない」とのたまう。どうやら「鳩ポッポ」という唱歌から連想しているようだ。ひょっとしたら、あんまり美味しいので「鳩が豆鉄砲を食ったよう」にびっくりするのかもしれないが…。とにかく身体にいいことは間違いないから、こちらも毎日のようにメニューに加える。
本日は、地元JA産の「そら豆」。いかにも採りたてといった感じで、表面にかすかな羽毛のようなものが生えている。地域によって、おたふく豆、夏豆、四月豆、五月豆などと、いろいろな呼び名があるようだ。そら豆の栄養成分は、タンパク質、ビタミンB群(ビタミンB1・ビタミンB2)やカリウム、鉄分などミネラルがバランスよく含まれていて、疲労回復や貧血予防になるという。皮ごと食べれば、食物繊維もとれるので、便通も良くなる。 なによりも、季節を感じられる食べ物ってところがいいね。

旬のピカピカなところを、一枚パチリ。

はるかに霞む、哀愁のともしび。

一枚の風信子222

哀愁のともしび

愛し ぬいても 別れは待っている 
哀しみ白く 染めて降る雪 なお降りしきる

いつか 独りに なるとは言うけれど
忘れられぬ 想い出いつも 二人だけのもの

君の 面影追いかけて 道をたどれば
迷い とまどい 影見る ばかり

ああ さよなら 告げた 君の背に
かすんで見える ともしびさえ 遠く消えてゆく

窓うつ 雪の音 せつなくて 胸を揺するよ
返して あの夜 もう一度 もう一度

ああ いまでも 心に残るよ
かすんで見える ともしびさえ 遠く消えてゆく



どこか寂しげなともしびを、一枚パチリ。

ぼったくり過ぎじゃない?「兜焼き」。

一枚の風信子221

メバチ(目鉢、学名 Thunnus obesus)は、スズキ目・サバ科に分類される魚の一種。全世界の熱帯・温帯海域に広く分布する。マグロの中でも漁獲量が多く、重要な食用魚となっている。日本ではメバチマグロ(目鉢鮪)、バチマグロとも呼ばれる。このほか地方名としてバチ(東北・関東)、メブト(九州)などがある。また、若魚は各地でダルマとも呼ばれる。〈Wikipedia〉

高くて美味しいのは当たり前。だから、安くて美味しいものしか食べない。中型以上の魚の頭部もそうだ。特に目玉のあたりは、運動量が豊富なためか、その魚のうま味が凝縮されているように感じる。もちろん、カマや頬、頭頂部の肉も素晴らしい味がする。写真は、わが家の「バチマグロの兜焼き」である。塩(天然の岩塩)を振って焼いただけのシンプルなもので、腕もへったくれもない。これにゆずポンをかけて食べる。美味しい。そして、安い。近くの大手スーパーで、解体販売していたのを見て購入した。身はすべて刺身用で、鮮度抜群。この頭の半割が、なんと150円でいいという。大型冷蔵庫があったら、買い占めたいほどの安さ。で、思い浮かべたのが、神奈川県三浦市三崎町にある某有名マグロ料理店。遠洋漁業の寄港地として知られるこの地で営業しているのだが、ここのメニューを拝見すると、「マグロの兜焼き(小サイズ)」が12,600円となっていた。貧乏人が行くとこじゃないなと思ったね。50分の1くらいの値段で、同じものが食べられるのだから。

小ぶりといっても、30㎝皿にぴったりのまあまあサイズを、一枚パチリ。