凛々しさは、君の十八番。
一枚の風信子239
血気盛んに部屋中を飛びまわる、わが家の文鳥「桃太郎君」。この元気さなら、念願の鬼退治もできるかもしれない。でもね、あまりに元気過ぎたのか、お腰につけているはずのキビ団子を忘れているようだ。これでは、肝心なときにキジさんもサル君もお供についてきてくれないよ。ついこの間までは、オリジナル巣の建設にまい進していたけど、めでたく竣工を済ませたあとを見れば、押入れはティッシュペーパーの山状態。現在は、別荘ともいえる壮大なドーム型テントをケージ内に建設し、新聞チラシ製のその中に入ってしごくご満悦。
キミがわが家にやってきてから、4年が過ぎた。そうさ、元気がいちばんさ。他にはなにもいらないからね。いつもの「突っつき癖」も気にならないし、「真冬の行水」も修行のひとつと思えばいい。身体をなでさせてくれなくてもいい。合唱に参加してくれなくてもいい。小さな家族のひとりととして、あとどれくらい、君と一緒のときを過ごせるのだろか。
🎶モモタロさん モモタロさん お腰につけた吉備団子 ひとつ私にくださいな🎶
思わず、ひとり口ずさんでいた。
元気が何よりの取り柄と、一枚パチリ。
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