国民的名医、逝く。
一枚の風信子250
野球でいえば、私の人生は九回だが、これから一番大事な人生が始まる。
(延長)15回ぐらいまで、子供のためにやりたい。〈平成19年4月〉
日野原重明先生が、亡くなった。御年105歳の大往生だった。延命治療を拒否されたという。他人を他人と思わず、他人の生命を救うことに一生をかけた人だった。きっと天国でも、同じことを当たり前ののようにされるのだろう。心から、ご冥福をお祈りします。
日が野原に差しこんで、幾重にも明るくなる…そのお名前を地で行くように、国民の一人一人に健康を惜しげもなくふりまいて歩かれた、見事な生きざまだった。名医とは、心まで治してくれるものかと感じさせてくれた。こんな人はもう出て来ない。改めて、日本は宝物を失ったと思う。
あなたの笑顔が忘れられないと、一枚パチリ。
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