0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

2016年12月のブログ記事

  • ここが変だよ、日本の魚。

    一枚の風信子157 かつては日本海側の富山や新潟で有名だったブリが、いまは日本の太平洋沿岸でも捕れるようになっていて、年中スーパーに並んでいる。一時はほとんど姿を消してしまったマイワシやサバはどんどん資源量が復活している。かつては南にいたクロマグロが最近は北海道まで上がって来ている。南方の底魚だっ... 続きをみる

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  • 白人が勝てないのは、ルールが間違っているからだ。

    一枚の風信子156 出る杭は打たれる。白人に打たれる。必ず打たれる。 いつものことが、いつものように起こった。リオ五輪・男子柔道で、出場7選手全員がメダル獲得という快挙を成し遂げた日本。来るなと思ったら、案の定のルール変更。特に、陰険なのが、試合時間の1分間短縮。あの張本さんが喝!を入れた(今回は... 続きをみる

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  • 尺山女魚の光と影。

    一枚の風信子155 釣りというとあの太公望のように、のんびりと釣り糸をたらしながら居眠りでもしている姿を連想されるようで、よく仕事仲間にうらやましがられたものだ。だが、釣り好きには短気な人が多いという説もある。そんな人が釣りに限っては、なぜか耐久心を発揮するのである。特に渓流釣りは、実にせわしない... 続きをみる

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  • 冷凍食卓。

    一枚の風信子154 老人病院に、副調理師として勤めていたことがある。チーフと管理栄養士以外はただのまかないと同じで、なんでもやらされたが、いちばん驚いたのが食そのもの。出されるものすべてが冷凍食なのだ。調理と言ったって、解凍、切りそろえるだけ。あとは電子レンジでチン。味付けが必要なものは、チーフが... 続きをみる

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  • 遠くへ、行ってみたかった。

    一枚の風信子153 遠くへ行きたい 作詞:永六輔  作曲:中村八大 知らない街を 步いてみたい  どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい  どこか遠く へ行きたい   遠い街  遠い海  夢はるか  一人旅 愛する人と めぐり逢いたい  どこか遠くへ ... 旅に出るということは、ひ... 続きをみる

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  • 羽生結弦選手を愛する猫。

    一枚の風信子152 国民的な人気を誇る、世界のスーパーフィギュアスケーター・羽生結弦選手。 彼の怖ろしいほどまでの人気は、人間にとどまらない。少なくとも、うちの「五郎丸」君は彼の熱烈なファンであることを、そのアクションではっきりと示した。つい最近のあの世界選手権で、彼がフリー演技を行なっていた時だ... 続きをみる

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  • 肩こりをやわらげた、7㎝の差。

    一枚の風信子151 10日ほど前に、パソコンを変えた。VistaからWindows10へ。ひと騒動あって、ようやく落ち着いた。以前使っていたアプリの70%を失った。有料の音楽アプリが継続して使えないというのには参った。まったく、同じウインドウズなのに何でと思う。でも、いいこともあった。スピードがま... 続きをみる

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  • 名もなき草たちの詩。

    一枚の風信子150 「花より団子」の口である。 花音痴という言葉があるかどうか知らないが、あるとすれば私はまさしくそれだ。 試しに、知っている花を思い浮かべてみる。桜に菊、バラとたんぽぽ、アジサイ、ツバキ、ひまわり、すみれ、ユリとりんどう、彼岸花、チューリップにポピー、カーネーション…うーんうーん... 続きをみる

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  • めちゃイケてる、看板。

    一枚の風信子149 近くにある街角の美容室のPOP感覚あふれる看板に、目を奪われた。 ここの看板はもともとは黒板で、店主がお客さんの目を惹くために、お店のお知らせや季節のメッセージをその都度イラストやコピーで表現していたものだが、美容室という空間よりも、そこの経営者や店員のぬくもりというか体温みた... 続きをみる

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  • どういうわけか、入りにくいお店。

    一枚の風信子148 昔、広告代理店に勤めていた時に、「芸術は爆発だ!」で知られるあの岡本太郎さんに会ったことがある。雑誌広告のインタビューのためだったが、テレビなどで拝見する以上に天真爛漫な人だった。彼の作品のひとつ「座ることを拒否する椅子」をほめると、喜んでくれて、「じゃ、持って行くか?」だって... 続きをみる

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  • 日向ぼっこは、極楽さ。

    一枚の風信子147 住まいを購入するうえで、通風・採光を重視する方が多いのは当然のことだろう。うちのマンションの場合は全戸南向きで抽選だったが、東南北の3面採光の角部屋と南北の2面採光部屋とは、差額が100万円しかなかった。応募した時は、角部屋はすでに買い手が決まっていてかなり悔しい思いをしたもの... 続きをみる

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  • これも、立派なガーデニング。

    一枚の風信子146 ガーデニングの本家・イギリスでは、一般家庭でも庭仕事には並々ならぬ手間ひまをかけるそうだ。何代にもわたってガーデニングを継続することも、珍しくはないらしい。日本でこんなことができるのは、昔ながらの大地主や名家くらいのものだろう。さもなければ、公園のような庭なんて夢のまた夢物語だ... 続きをみる

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  • 国が、ギャンブル依存症になるのか?

    一枚の風信子145 12/15【速報】 カジノ法案、賛成多数で可決・成立 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備推進法(カジノ法)は15日未明の衆院本会議で自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。 カジノができるようだ。 この法案については、賛否両論がある。賛成派は「経済が潤う」... 続きをみる

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  • 薬品は、毒と考える。

    一枚の風信子144 古希(こき):唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)に由来する。古希は数えの70歳(≒満69歳)のこと。〈Wikipedia〉 私は、基本的... 続きをみる

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  • こんなに、イカが高騰しているのに。

    一枚の風信子143 庶民感覚からかけ離れたものは、家庭料理とは呼べない。料理研究家として知られ、料理学校も経営されている土井善春さんも、一般市民の家計にはうといようだ。彼は、東京新聞の日曜版に「料理は楽し」というコラムを連載されているが、つい最近「烏賊(イカ)大根」の作り方を紹介していた。あなた、... 続きをみる

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  • 大統領の「こころ残り」。

    一枚の風信子142 「心のこり 」 作詞:なかにし礼 作曲:中村泰士 私バカよね おバカさんよね  うしろ指 うしろ指 さされても あなた一人に命をかけて 耐えてきたのよ 今日まで 秋風が吹く 港の町を  船が出てゆくように 私も旅に出るわ  明日の朝早く お隣の大統領が、ついに弾劾された。昔から... 続きをみる

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  • クレーム社会に、消えゆく風物詩。

    一枚の風信子141 大晦日の風物詩『除夜の鐘』。この音を聴いて初めて新年を迎えた気がする、という人も多いだろう。しかしながら、近隣からの苦情で、自粛する寺が出てきているらしい。ネット上でも賛否両論があるというけれど、味気ない世の中になったね。 正月の『餅つき』も「集団食中毒の危険がある」からと、イ... 続きをみる

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  • 異人さんに連れられて、行っちゃった。

    一枚の風信子140 横浜人形の家(よこはまにんぎょうのいえ、英: Yokohama Doll Museum):神奈川県横浜市中区山下町18にある博物館。世界141カ国・1万3千点以上の人形と人形に関する資料を所蔵。日本国内外の人形の展示も行っている。 1. 赤い靴(くつ) はいてた 女の子 異人(... 続きをみる

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  • 使う包丁は、ほとんどこの一本だけ。

    一枚の風信子139 オールステンレス一体構造「GLOBAL」包丁:日本の 新潟県燕・三条地区の地場産業である洋食器メーカーとして創業した吉田金属工業の製品。1960年に発表され、世界各国で高い評価を受け、包丁界のロールスロイスと賞賛されている。 プロの使う包丁ってどんなもの?と思ったことはないだろ... 続きをみる

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  • ありふれたものが、新鮮に見える時。

    一枚の風信子138 灰色の世界にも、命はある。 写真は、立川通りとJR線が交差するアンダーパスを歩道から見上げたもの。駅へ行くいつもの道の途中にある、都市ではありふれた景色だ。ただのコンクリートの高い壁に過ぎないんだけど、それがある日のこと羽音に気づいて見上げたら、つたの紅葉がわずかに残る壁の上に... 続きをみる

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  • デザイン賞を上げたいほどの、デジカメ。

    一枚の風信子137 旭ペンタックスの超小型デジカメOPTIO・S1。 カミさんの愛機だ。とにかく美しい。ネットの評価も、デザイン性=4.97(5点満点)の圧倒的高評価。スミソニアン博物館かどこかの「優秀デザイン品部門」に展示されていてもおかしくないと思うほど、垢抜けたデザインだ。携帯電話と同じくら... 続きをみる

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  • 昭和記念公園のタンポポは食べなかった、うさぎ。

    一枚の風信子136 10年近く前になるが、うさぎを飼っていたことがある。手のひらサイズのかわいい小うさぎだった。近くのホームセンターの店員の仲人口(相手の良いことしか言わない)に乗せられて、ただでもらってきた。これ以上大きくならないというから、もらう気になったのだ。 これが文字通り「ただほど高いも... 続きをみる

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  • 奇跡的な味、「いちご煮のだし」。

    一枚の風信子135 生まれて初めて、「いちご煮」という加工食品を食した。 「ウニとアワビの潮汁」というサブタイトルのある缶詰で、青森特産らしい。知人からのいただき物で、これまでに名前だけは知っていたが、どんなものかは想像もつかなかった。ふたを開けてみるとほとんどが汁。かんじんの具は5分の1程度で、... 続きをみる

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  • 煮魚の横綱も、ゲット。

    一枚の風信子134 キンキ:北海道、東北地方では高級食用魚として漁獲されている。旬は冬。脂がよく乗っている為、焼魚・鍋・煮魚にすると特に美味である。白身でくせがなく、あらゆる料理に活用できる。身は軟らかく、小骨が少ない為、老人や子供にも食べやすい。20世紀の前半はトロール網などで大量に捕れ、安価な... 続きをみる

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  • 渋いねぇ、「わび」と「さび」。

    一枚の風信子133 わび・さび(佗・寂)は、日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来佗(わび)と寂(さび)は別の概念であるが、現代ではひとまとめにされ .... 本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」 ... わび・さびの語源と用例[編集].〈Wikip... 続きをみる

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  • 泣いてたまるか。

    一枚の風信子132 「泣いてたまるか 」 作詞:良池まもる 作曲:木下忠司 天が泣いたら  雨になる    山が泣くときゃ  水が出る 俺が泣いても  なんにも出ない   意地が涙を 泣いて 泣いて   たまるかヨ   通せんぼ 海は涙の  貯金箱    川は涙の  通り道 栓をしたとて  誰かが... 続きをみる

  • たかが薬味、されど薬味。

    一枚の風信子131 自分勝手な男は山ほどいる。 でも、見てくれがいいほど、その勝手さが際立って見えてきて腹立たしい時がある。その人の本性が分かってしまい、外面との違いについ驚いてしまうのだ。 ある広告会社に勤めていた頃の同僚のことだ。彼はデザイナーとして雇用されたのだが、外見が日本人離れしていた。... 続きをみる

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