飛行機は、神さまか?
一枚の風信子240
【AFP=時事】中国・上海(Shanghai)の空港で27日、乗客の一人だった80歳の女性が、幸運を祈って航空機のエンジン目がけて硬貨を放り投げ、数時間もの遅延を発生させる出来事があった。中国当局が明らかにした。女性は駐機場で搭乗する際、硬貨9枚を中国南方航空(China Southern Airlines)機のエンジンに向けて放り投げたという。空港警察の話によると、女性が投げた硬貨のうち8枚は標的を外れたが、1枚はエンジン内に入り込んでしまった。その様子を見ていた他の乗客が当局に通報し、事態が発覚した。
漫才ブームの真っ最中のときに、あのツービート時代のたけしが、きよしの田舎を皮肉って「お前んとこじゃ、飛行機が来るとみんなひれ伏して拝むんだってな」とからかっていた。さても、事実は漫才より奇なり。あれから40年もたってから、飛行機にお賽銭を投げるお婆ちゃんが実際に現われるなんてね。びっくりしたなあ、モウ。道中の安全を祈願して投じたらしいが、さすが中国。あれだけ広大でたくさんの人が住んでいると、常識を超越している人も少なくないんだろうね。それにしても、エンジン口をお賽銭箱に見たてるとはねえ。飛行機は、神さまが飛ばしていると信じていたんだろうか。
お婆ちゃん、投げ銭はやめてねと、一枚パチリ。
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