0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

坂道に消えた、雨の思い出。

一枚の風信子214

雨の思い出

雨降る街角 ネオンが沁みる 
ふたつの影揺れて 寄り添った足あと いつか消えてゆく

雨のトレモロ 別れを濡らす 
心をひとつに 誓ったあの夜は もうもどらない

夏の思い出遠く はじけ過ぎた夢よ 

ペイブメントに 枯葉が舞い
寒い夜更け縫い みぞれ交じりの雨が 降りしきる 

過ぎ去りし日 夢ならせめて もう一度私を  
雨よ 抱きしめて 
雨よ 抱きしめて





加瀬邦彦さんの名曲を偲んで、一枚パチリ。

春の魅惑、菜の花が好き。

一枚の風信子213

春、一面に広がる菜の花畑は壮観で、代表的な春の風物詩でもある。主産地の広大な菜の花畑は観光資源となっている。菜の花の菜とは食用の意味であり、菜の花とは食用の花の意味である。野菜としては足が早いほうなので、保存する場合は加熱してから冷蔵する事がある。ビタミンCやミネラルが豊富な緑黄色野菜であり、アクはホウレンソウの20分の1以下なので、調理にあたっては茹ですぎないことがポイントとされる。〈Wikipedia〉

「花より団子」の口である。春と言えば桜なんだけど、食いしん坊の私が、本当に春を感じるのは菜の花だ。竹の子も同じ旬の食材で好きなんだが、最近の高騰ぶりを見ると手が出ない。雨後の竹の子と言うくらいで、もともとただで手に入ったものだしね。菜の花もそうなんだけど、なぜか抵抗なく買える。観賞用と食材用のものとは、別種と思っているからかもしれない。これが店先に並ぶようになると、わが家の食卓から、ほうれん草とか小松菜が姿を消す。菜の花づくしの日々が続く。最近の新作では「干し柿と菜の花の和え物」というのがある。固ゆでの菜の花と細切りの干し柿を混ぜたうえにポン酢を垂らしたものだが、甘みと酸味のコンビネーションが気に入っている。

昭和記念公園のちょっと幻想的な菜の花畑を、一枚パチリ。

野良ちゃんの気持ちを、届けたい。

一枚の風信子212

87歳にして、現役・猫ボランティア活動をたった一人で行い続けているおばあちゃんに、猫たちに代わって何かのカタチでお礼がしたい。そう考えて始めたのが、食事のテイクアウト。週に2回、夕食のおかずのあまりものを翌朝に持参するだけのことだが、あっという間に8カ月が過ぎた。

調理の際に、いくつか心がけていることを書いてみた。
●手づくりであること
●塩・砂糖などの調味料はできるだけ天然のものを使う
●うまみ化学調味料は使わない
●保存料・着色剤使用の食材は避ける
●冷凍食品は使わない
●旬のものを選ぶ
●生ものには何かしらの手を加える
●品数は3品以上揃える

写真のテイクアウトは、左上から時計回りに①大根と人参とするめの松前漬け風②牡蠣しょうゆ炒め③厚揚げとえのきの煮びたし④菜の花のめんたいマヨネーズ和え⑤新玉ねぎスライスのかつお節和え、の計5品。
わが家の食卓を飾ったものと、まったく同じものだ。

「ありがとう」を一緒に詰めこんで、一枚パチリ。