0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

唄ってよ、月から降りて。聴かせてよ、その美声を。

一枚の風信子26。


ムーンライトダンス


噓でもいいから一度 素敵に笑いかけて
つれないふりしてわたしを 悩ませないで
噓でもいいから一度 熱いこの手握って
そして震えるわたしの 頬にキスしてよ


二人だけの渚あたり ときめきのムーンライト


月も微笑む今宵は 誰もいない岩陰
こんなにまばゆいシルエット 踊り明かそうよ
波も誘ってる今宵は 風のささやきもなく
あふれるばかりのファッシネート 時計は止まるよ


二人だけの渚あたり ときめきのムーンライト


星も歌ってる今宵は 夢は空をめぐるよ
だってキラキラのスターダスト 甘いラプソディー


二人だけの渚あたり ときめきのナイトクルーズ


噓でもいいから一度 わたしを離さないで
手に手をとってムーンライト 踊り明かそうよ




倍賞千恵子 / さよならはダンスの後に

できれば、こんな感じのメロディーラインで…。


「月よりの美声」に聴き入るふくろうたちを、一枚パチリ。


絢爛の 時を偲ぶや 青楓

一枚の風信子25


夏の楓は
山裾の輝ける陽射しを浴びて
すがすがしい緑のシルエットを描き
エネルギーをあたり一面に解き放っていた
思わず、深呼吸
秋には赤く色づき
絢爛たる紅葉絵巻を繰り広げてくれるのだろうか
やがて来る季節に
想いをはせることしばし
森林浴とは
森の生命を感じ取ることと気がついた。
時おり
微かに舞いそよぐ風が
心地よい緑のささやきを伝えてきた。


「森林浴を教えてくれた青楓」を一枚パチリ。




5万7千字の男、伊集院 静。

一枚の風信子24


「たまりませんな」という名のコラボ本のなかで、挿絵漫画担当の西原さんとの対談で、伊集院氏はこう言っている。
「普通の国語辞書だったら、書けない字はないね。」
ぼくの手持ちの辞書は、三省堂出版のごく普通の国語辞典(金田一京助他編集)だが、見出し語の数はなんと5万7千語。これ全部書けちゃうの?当方、コピーライターのはしくれを30年やっていたので、一般の方より漢字の読み書きはできる方ですが、書けるどころか読めもしない漢字がゴロゴロ。例えば「杜若」(かきつばた)なんかも書けるんだね。書こうとするだけでゆううつになってしまう「憂鬱」という漢字も。もし、彼の言うとおりだとすれば、漢字クイズ番組に出演されたら圧勝まちがいなし。京大出の宇治原君や国語学者の金田一先生も真っ青のレベルだと思う。


直木賞作家で作詞家、花形プロデューサーの多彩な履歴に加えて、無頼のギャンブラーを地で行く男の憧れ的存在。さらには、日本で一番お嫁にしたい女性を射止めたばかりか、日本で一番コケティッシュな女性をもゲットし、日本で一番モテた彼に、またひとつの勲章が…。
きっと、法螺(ほら)という字も、たやすく書けちゃうんだろうね。


「ホントかよ!」の素直な驚きを、一枚パチリ。