一枚の風信子20
水球の第1戦で、「ポセイドン・ジャパン」は強豪のギリシャに惜敗。
もしも水球が野球のように日本のメジャースポーツで、もしもぼくが東スポの記者だったら、翌日の一面を飾る大見出しはこうなるネ。
この名前を付けた人たちは、「ポセイドン」というパニック映画も見たことがなければ、「ポセイドン・アドベンチャー」という小説も読んだことがないのだろうか?
『ポセイドン・アドベンチャー』は、1969年に発表されたポール・ギャリコの小説。 日本では早川書房より出版された 1972年に映画化され、以降テレビ版を含め3回映像化された。 豪華客船が航海の途中、大晦日の夜を祝うため多くの客が乗り合わせていた時に巨大な津波が押し寄せ船は転覆。 〈ウィキペディア〉
つまり転覆する船なんですよ、ポセイドンは。
いかにも賢くて俊敏そうな「ドルフィン・ジャパン」とか、侍・ジャパンの向こうを張って「太刀魚・ジャパン」とか、姿は可愛いけれど名が強そうな「竜の落とし子・ジャパン」とかのほうがいいと思うけど…。
不沈艦・ポセイドンを願いつつ、映画のポスターを一枚パチリ。