0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

ムッツリじいさんと、ニコニコばあさん。

一枚の風信子46

団塊の世代も、いよいよ後期高齢期を迎えようとしている。本格的な余生の時代に入ったわけである。そこで、今どきの「じいさん・ばあさん」について一考してみた。


まずは、「じいさん」。
かなり閉鎖的で、ますます頑迷になり、いっそう短気になっている。現役時代に満たされない暮らしを送っているケースが多いから、その反動が一気に出た感じ。自分勝手なのに、まわりが悪いと思い込む。人が寄り付かなくなる。孤立する。不機嫌になる。時流に乗れなかった自分について、「運が悪かっただけだ」と開き直る。
つぎは、「ばあさん」。
かなり開放的で、ほとんど迷わず、明るくたくましい。社交性を身に付け、人の意見を聞き(聞く振りをし)、世の中と折り合いをつける。いろんな人と交わり、いろんなことに興味をもつから、笑顔が絶えない。まわりに人が集まる。時流に乗っているから、「運が悪い」なんて思ってもみない。


もちろん人さまざまだから、そうじゃない人(少数派と思うが)もいる。
ここでは、現代後期高齢者の象徴的なステレオタイプをあげてみたにすぎない。
あなたのまわりにもいるでしょう?
ちなみに、私もその一人である。


「反省するならサルでもできる」と夫婦茶碗につぶやいて、一枚パチリ。