一枚の風信子120

福島の原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中１男子生徒のいじめ問題を巡り、当時通っていた小学校や横浜市教育委員会が、神奈川県警の調べで金銭トラブルの被害総額が約１５０万円に上ることを把握していたのに、積極的に対応していなかったことが分かった。保護者は県警から伝えられた被害総額を学校、市教委に伝えていた。生徒は同年６月に２度目の不登校になっており、学校側はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」とは捉えず、問題を放置していた。〈Copyright 毎日新聞〉

これが、仮にも教育者の肩書きを持つ人間がやることか－－？
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三拍子揃った、欠陥人間の集団だよ。「犯罪放置」どころか、「犯罪幇助」をしているじゃないか。この人たちには子どもがいないのかね?　こんな教育委員会ならない方がいい。もちろん、学校も同罪だ。被害者も救えないし、加害者の非行も正そうとしないで、ただ手をこまねているばかり。毎日、自分の姿を鏡の前で直視できるのかね？人の痛みも分からない教育者たちが、偉そうにふんぞり返っているこんな世の中なら、被災地からの転校生が「いままでなんかいも死のうとおもった」のは痛いほど分かるね。

イジメにあった福島からの転校生の手記を、一枚パチリ。