一枚の風信子15

信じるものは救われるのです。

健康法と宗教の似ているところはここだと思う。違うところは健康法はいくつ信じてもいいが、宗教は基本的にひとつのみ。宗教のいけない点は「信ずる者以外は救われない」という排他的なところ。その点、健康法は何をしようが自由なところがいい。これまでに、「呼吸法」の愛好者からも、「ゾンビ体操」にはまっている人からも、「肩入れストレッチ」のイチローさんからだって、一度たりとも抗議・非難を受けたことはない。もっとも、ぼくがしていることなんてみんな知らないけどネ。
で、第4 番目の健康法が、毎日水を2リットル飲むこと。
その根拠は、「普通の大人が、尿や汗で一日に放出する水分が2リットル」くらいと言われているからだ。逆をたどれば、人には一日2リットルの水が必要ということになる。－2リットル＋2リットル＝０という単純な計算が成り立つ。これより多ければ、水膨れの体になってしまうし、少なければ、ミイラになってしまうかもしれない。極端すぎる言い方だけど、計算上はそうなる。「思い込んだら 試練の道を 行くが男の ど根性」と、星一徹がスポ根漫画で言っていたように、毎日2リットル近くの水飲み(湯ざましの水道水)を欠かさないでいる。起きがけと寝る前は、少し多め(コップ一杯以上)がいいらしい。テレビに出てきた心臓手術の名医といわれるオジさんの受け売りだけど…。

気に入ったボトルなら水もうまかろうと、思い込みの一枚をパチリ。