一枚の風信子92

このブログを始めるきっかけを作ってくれたのが、デジタルカメラ。なんたって魅力なのが、「撮ったらすぐ見られる」という即時性。
写真のカルガモは、5年ほど前に初めて手にしたバカチョンのデジカメで撮ったもの。5倍ズームをいっぱいに伸ばした望遠撮影だが、ピントも色もばっちり。1万円をはるかに下回る値段で、こんなナイスショットが瞬時に撮れて、しかもその場で確認できるなんて！ とかなり感動したのを、今でも覚えている。
時間的なメリットだけでなく、金銭的なメリットが大きいのもデジカメの特長。例えば、１週間の海外旅行で300～400枚ほどの写真を撮ると想定した場合、36枚撮りフィルムなら十数本は持っていく必要がある。それに対し、500万画素クラスのデジタルカメラならば、1GBのメモリーカード１枚あれば十分。フィルムの場合、一度シャッターを切ったら撮り直しができないのに、デジカメは画像を簡単に消せるので何回でもできる。フィルム代や現像代もかからないから、結果としてサイフのヒモを気にせず撮影できる。だから、記念写真や作品を撮るだけでなく、電車やバスの時刻表を写すなどメモ用途にも使える。筆記だと時間がかかるばかりか、写し間違いの可能性があるけど、デジカメならシャッターを押すだけで、瞬時に間違いなく記録できる。いいよねぇ。便利だよねぇ。

「デジカメに惚れちゃった」一枚をパチリ。