0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

五郎丸関、 お腹が写らないんですが…。

一枚の風信子14



「ごっつあんで~す」


お気に入りのチャンコ料理を、お腹いっぱい召し上がってご満悦の「五郎丸関」。
そのまま、食卓の下でドサッ(擬音ではない)と昼寝。ごリッパな肢体をファンのためにと、カメラを向けても微動だにしない。
ひと声かけると、「どすこい!」(うるさいニャ!)のひとこと。
あとで体重を量ると、6.4キロの立派なアンコ型(肥えタイプ)。入門時はといえば、2.4キロのソップ型(痩せタイプ)。ウチの部屋に来てからわずか5か月あまりで、約2.7倍の体重アップ。押し出しがきくといえば聞こえがいいが、その実はただのメタボ。なにせ「食って寝、食って寝」の繰り返し。加えて、けいこ(運動)が大嫌いときているからしょうがない。部屋のカミさんは食事制限を考えているようだが、関取はどう思っているのだろうか。


日課にしている全身マッサージをしてあげながら、ごきげんのいいころを見計らって聞いてみると、「どすこい!」(これでいいのだニャ!)とつれない返事。もしかして、キミの前身は赤塚不二夫さんの「ニャロメ」だったのか?


「隠したつもり」が、見え見え・バレバレの一枚をパチリ。




イチローのストレッチにも、 肩入れしています。

一枚の風信子13



大リーグ通算3000本安打を目前にしている、イチロー。
試合中にウエイティングサークルでやっている、儀式みたいなこの準備体操も、すっかりおなじみの光景。正しくは「肩入れストレッチ体操」というんだそうで、腰痛の予防と下半身の強化に役立つという。
「これなら、簡単にできそう」(ぼくの健康法には、簡単という言葉が必ず入る)だし、「タタミ一畳のスペースでOK」(同じく、室内という言葉も必ず入る)というのも気に入った。「ゆるむこと」「ひねること」「伸ばすこと」がぼくの健康法の必要3箇条だが、その条件もすべて立派にクリアしているじゃないか。
で、朝晩100回(股割りストレッチも合わせて200回)、これまた見よう見まねで始めてもう3年になる。
効果を聞きたい?「そりゃ、やらんよりやった方がよかっちゃろうたい」(キャべジンの昔のCMの真似)と言っておきたい。なにせ、日本が誇る世界のスーパーアスリートで、野球殿堂入り確実なあの人が、毎日(多分)やっていることなのだから。
ぼくも、毎日せっせとやっている。


ストレッチさえも華麗なそのフォームを、一枚パチリ。

アメリカの風は、 自由の匂いを運んできた。

一枚の風信子12



スカッとさわやか、コカコーラ!
高度成長経済が始まる昭和30年代の半ば、それまで炭酸飲料といえばラムネかサイダーしか知らなかったぼくらに、このアメリカの飲み物は大きなカルチャーショックをもたらした。その刺激的な味わいは洗練されたボトルデザインとあいまって、初体験に驚愕する舌を通じて脳に達し、彼の国の自由と豊かさへの憧れをより一層かきたててくれたものだ。
「底抜けに明るい笑顔とリッチな暮らし」
当時、アメリカといえばハリウッド映画で見る絵空事のような世界を思い描いていたぼくに、コカコーラの広告が提示する一般庶民の暮らしぶりは、とても新鮮でさわやかにうつった。みんなが自由に遊び、自由に愛し、自由に暮らす…。少し努力すれば、「ぼくらもああいう生活ができるかもしれない」「アメリカは実は手の届くところにあるのかもしれない」と。


たったひとつの飲み物に、その広告に影響されて、
ぼくはコピーライターという職業を選んだ。


コカコーラの販促用カードを集めて、一枚パチリ。