0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

鬼の霍乱(かくらん)。

一枚の風信子238

鬼の霍乱とは。意味や解説、類語。《「霍乱」は日射病のこと》ふだんきわめて健康な人が珍しく病気になることのたとえ。〈goo国語辞典〉

珍しく風邪をひいた。たんと咳が止まらない本格的なヤツだ。こんなにひどいのは7~8年ぶりだろうか。中年になってからは、全然ひかなくなっていたから。10年に一度くらいかな。昔は、年中行事だった。ひいていないときが少ないくらいだった。
で、咳を連発しながら思い出したのが「鬼の霍乱」という言葉。私の親父が生涯でいちどだけ、軽い風邪にかかったときのことだ。大仰に騒ぎ立て、わざわざ別室に布団を引かせ、おまけに医師の往診まで頼んだ彼は、私たち家族が隣室でテレビを見ているのに腹を立ててこう叫んだ。「お父さんが死んだらどうするんだ!」…ただの風邪ですよ。それも、1日か2日で治るような。当時、気管支炎と百日咳を経験していた私は、ホントに驚いたね。こんなの風邪のうちに入らない。案の定、その翌日ケロッとして彼は仕事に出て行った。異常に気が小さくて、しかもジコチュウの塊のような人だった。ああ、鬼の霍乱とはこういうことなんだなと思った。

咳止めに安心の無添加常備飴を、一枚パチリ。

血圧が50下がった!!

一枚の風信子237

競馬で「帯封」(100万円)を当てるよりも、はるかにうれしい出来事が起こった。私の血圧が50も下がったのである。以前にも書いたが、私の普段の血圧は圧倒的に高いのだ。30歳にして最高血圧190を超え、人をして「脳溢血寸前じゃないか」と言わしめた経歴の持ち主で、以来40年、低いときでも160を下回ったことはなかった。
それが、それがですよ。この写真の数字を見て、わが眼を疑ったね。137だって!下も68なんて、見たこともない低さ。思わず、2回・3回と重ねて測っても、143・145と出るだけだ。なんという素晴らしい低さか。
種明かしををしよう。多分「メカブ茶と生タマネギのスライス」のおかげだと思う。椎名誠さんのエッセイを読んだカミさんからのひと言「ホントに下がったんですって」に惹かれて、試してみたのがきっかけとなった。初めてから約1カ月、もうそろそろ効いてもい頃と思って測ってみれば、ビックリ玉手箱。
作り方は簡単。前の晩に湯冷ましでもどしておいた乾燥メカブ水と生タマネギのスライスを空気に15分さらしたもの(水洗いはしない)を毎日飲食するだけ。ほかには何もやっていない。降下剤などは30年以上も使っていないのに…。

翌日には158に上がり、もしかしてぬか喜びかもと、一枚パチリ。

和牛の激安料理メニュー。

一枚の風信子236

牛肉の特性を生かした、激安で多用途に活用できる料理をひとつ紹介しよう。
使う肉は、100g=400~600円くらいの和牛(切り落とし)がお薦め。どこが激安なんだ?と思われる方がいるだろうが、この肉が売値の半額になるときまで待って購入するのがミソ。ほかの肉と違って、牛肉は「腐りかけが美味い」ので、少々賞味期限が迫ってきてもあわてることはないからだ。肉の色が変わるころに柔らか味と旨味がプラスされて、美味しさがさらに増す。半額になるまで、店の方でわざわざ熟成してもらっていると考えたい。
まず、基本ベース料理となる「しぐれ煮」の作り方。
①半額和牛(塩・コショウ)②酒③砂糖④しょう油⑤すりおろし生姜⑥ウスターソース
②③④⑤を鍋で熱し、①を加え汁がなくなるまで煮込み、好みの量の⑥で仕上げる(ポン酢併用も可)。冷蔵保存すれば、10日以上OK(水を使うと賞味期限が短くなる)。
あとは応用編。上記の写真は「柳川風ごぼう肉鍋」(約4人前):「しぐれ煮」(240円)・白滝(50円)・細ごぼう2本(100円)・卵2個(40円)・三つ葉一つかみ(30円)の計460円メニュー。すき焼き風の味付けでどうぞ。この他、肉じゃが・焼き飯・焼きそば・炒め物・和え物(野菜などおひたしにできるもの)など、いろいろな調理に使えるのが何よりの魅力かな。

「簡単で、安くて、栄養価の高い」献立を、一枚パチリ。