猫が12支に入れなかった、本当の理由。
一枚の風信子35
むかし、ある国の王様が、
動物たちを呼んで、小さなパーティーを開くことにしました。
用意したのは12席分です。
招待に応じて、ちょうど12の動物が集まりました。
王様は、みんなに言いました。
「お前たちを一匹ずつ、年ごとにその年を代表する動物にしよう。
そしてこれを、12支(じゅうにし)と名づけることとする」
このあたりが、干支(えと)のはじまりといわれているとか…。
実は、猫もこのパーティーに行きたかったのですが、
ネズミにうそをつかれて、翌日に行ってしまったのです。
王様に、「顔でも洗って出直してきなさい」と言われ、
それから、自分の顔をよく洗うようになったということです。
また、猫がネズミを追いかけるようになったのも、
このことがあってから、といわれています。
うちの五郎丸に「本当か?」と聞いてみた。
いつものように、大股を広げて爆睡中の彼は知らん顔。
「寝坊しただけだろう、おまえ?」とぼくは思った。
「寝る子は育ちすぎ」の彼を、一枚パチリ。
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