もと野良のセイちゃんは、 家族の幸福さえも招いた。
一枚の風信子19
和歌山のローカル線を救ったあの「たま駅長」や、返却ボックスに捨てられていた子猫が街全体を幸せに導く「図書館ねこデューイ」、最近では、熊本大震災で遠のいた客足を呼びもどした民宿の「マッサージ猫」などなど。
猫がもたらす奇跡は東西を問わず枚挙にいとまないが、わが家の近くでもちょっといい話があった。
野良猫のセイちゃんが家猫になったことから、その小さな奇跡は始まった。
以前からえさをあげていたうちのカミさんによると、もともと人なつこくて愛想のいい猫だったそうだが、近くに越して来た中年の夫婦にとても気に入られて家猫になったという。家族のみんなに愛し愛されたセイちゃんは、持ち前の愛嬌を振りまいてフェロモンを全開。その威力はバツグンで、家の娘さんの不安定に揺れる心さえ癒してしまった。26歳になる彼女は現在、勤めに出ているという。
カミさんが、病気の野良ちゃんをわが家に引き取ったときに、「きっといいこと、ありますよ」と何人かの方に言われたというが、素直にうなづける話だナ。
野良時代のセイちゃんの動画をご紹介します。興味のある方はごらんください。
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