0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

兄たちは、頭が悪いから東大へ行った。

一枚の風信子234

米長 邦雄(よねなが くにお、1943年(昭和18年))は、将棋棋士。日本将棋連盟会長。タイトル獲得数19期は歴代5位。永世棋聖の称号を保持。3人の兄は東京大学に進んだ。「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」という言葉は有名である。ただし、実際に米長自身が発言したのかどうかははっきりしていない。これには続きがあり、その兄によれば「馬鹿でなければあんな奴の兄は務まらない」。〈Wikipedia〉

何百手も先を読みながら打つという将棋の、超人的な頭脳プレーのすごさを分かりやすく表現したのが、米長棋聖の上記の言葉。本人は言ってないと否定するが、「べつに嘘でもないからとそのままにしておいた」という。兄の返事が、これまた秀逸。常人には計り知れない世界なんだろう。弱冠14歳で4段位を獲得し、羽生・現役3冠王を撃破した勢いで、公式戦デビュー26連勝を続けているあの神童・藤井聡太君にはなんと言ったらいいのだろうか。最年少記録を次つぎに塗り変えるだけでなく、コンピュータにも太刀打ちできるんじゃないかとまで思ってしまう。彼は、家族にこうぼやいてると言うーー「学校の授業は、最初の5分ですべて分かってしまう。あとの45分が退屈で…」。うーん(絶句)。


小学校では秀才、中学でメッキがハゲ、大学ではただの人と化した私が、一枚パチリ。