0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

「養殖」嫌い。

一枚の風信子217

養殖の食べ物は、できるだけ口にしないように心掛けている。
理由は「まずい」+「恐ろしい」からだ。
養殖と言えば、昔ならまず思い浮かぶのがニジマス。日本では食用というよりは、最初は釣魚として知られるようになった。私が渓流釣りを始めた40~50年くらい前からさかんに養殖されるようになり、日本の川・湖に放流された。そして、人工の放流釣り場などで人気を集め、一般にも食用に供されるようになった。私の通う自然の釣り場にも放流され、ヤマメ・イワナのおまけとして、釣れるようになった。放流したてのニジマスは、天然の渓魚に比べて、かなりまずい。多分、エサの成分と抗生物質のせいだろう。ひと言でいうと「クセが強い」。関東で「ハマチ」と呼ばれる養殖魚も、これと同じ味がした。このクセが、自然河川の場合は放流から1カ月ほどすると、不思議なほどなくなるのだが…。
最近の経験では、しかたなく食した「インドネシア産のバナメイエビ」と「チリ産の鮭」に、同じようなクセを感じた。いやな味だ。何が使われているのか分からないが、みんな同じ味がする。共通しているのは、どれも「養殖」ということ。不自然過ぎないだろうか?
身体の健康ということを考えたら、とても再食する気にはなれない。

美味しい天然の尺アマゴとヤマメを、一枚パチリ。