0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

5本足の、子羊に思うこと。

一枚の風信子206


イギリスの都市ダービーシャー近郊の牧場で、5本足の羊が生まれた。足は1本多いものの、子羊はいたって健康で元気に農場を駆け回っているという。フォレストと名付けられたその子羊は、この5本目の足がきっかけで食肉となることを免れることになった。「子羊を見る限り元気そうです。健康で、お母さんのおっぱいも飲んでいるし、必要なことはすべてしていました」。5本目の足はそんなに邪魔にならないようだが、ちゃんと使うことはできないようだ。他の羊たちを若干動揺させることはあるらしく、マークは「ある羊がフォレストを見た後自身を見つめて、『なぜ自分には足が一本足りないのか』といったそぶりを見せていました」「可愛らしかったです」と語る。〈msnエンタメ〉


「差別」という言葉がある。これは人間の性(さが)かも知れないけど、人は異質なものを排除しようとするね。まわりと同じでないことに不安を感じるんだ。だから、どうしても取り除こうとする。この子羊も人間と同じように、いじめを受けないで済めばいいけど。福島の原発事故による避難児が、いじめられたうえに金品を脅し取られるなんて、言語道断のことが起きる。もはや、日常が苦界だ。こんな世の中に、明日の展望は開けない。行き着くところは、どこか?老い先短いことで、あきらめをつけるしかないのだろうか?


元気そうな姿に、とりあえず安心して、一枚パチリ。