0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

一生守るから、安心していいんだよ。

一枚の風信子204



わが家に初めて野良ちゃんがやって来てから、1年以上が過ぎた。エイズで白血病という病歴をもつしたたかものだ。年齢不詳のオスで、当初の体重が2.7kg。スリムで軽やかな肢体の持ち主だったが、半年もたたないうちに約3倍のヘビー級に変身。カミさんの懸命なダイエットメニューにも関わらず、現在では6.9kg。かろうじて、7kg 突破をまぬかれている。にもかかわらずとても元気で、しかもわがままだ。特に最近、私には。手はよく噛まれるし、顔もはたかれるのだ。熟睡しているところをやられるのだから、たまらない。もちろん加減はしているのだろうけど、傷はつかなくてもびっくりする。
で、猫も犬とおなじように人間に序列をつけるのだろうか?という疑問をネットで調べてみたら、「一緒にいる時間が長い人>餌くれる人>遊んでくれる人>>>同居人>>>他人という感じでしょうか。あとなんとなくですが『オス猫』は女性になつきやすいです」という回答を見つけた。どうやら、私の順位は「時々遊んでくれる同居人」というあたりらしい。
長時間を一緒に過ごし、給餌も遊びもしてくれるカミさんは、母親であり、恋人であり、親友なんだろうな。この間も正対して、なんだかぶつぶつ言ってるなと思ったら、「お前を一生守るから、安心していいんだよ」とささやいたそうだ。彼は目を逸らすことなく、正座して神妙に聞き入っていたという。私なんかが、敵うわけがない。


思わず、胸キュンの視線を、一枚パチリ。