0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

ヒヨドリのヒヨコ座り。


一枚の風信子174



ヒヨドリ(鵯、Hypsipetes amaurotis)は、スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類される鳥類。仔飼いにすると非常によく慣れ、飼い主を見分けることから平安時代は貴族の間で盛んに飼われた。古今著聞集などにその記述があり、現在の競走馬のように個体名が付けられたりして愛玩されたようである。日本国内では都市部を含めごく普通に観察されるが、分布がほぼ日本国内に限られているため、日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとってはぜひ観察したい野鳥のひとつとなっている。〈Wikipedia 〉


ここ3~4年真冬になると、約束したように必ずわが家へやって来る訪問者がある。
野性のヒヨドリである。エサが少ない冬場のミカンがお目当てのようで、バルコニーの柵に舞い降りてきて、「ヒーヨ、ヒーヨ」と大きな声で催促する。今年は、ついにカミさんの手の平から、直接ついばむようになった。さすがに止まりはしないが、空中でホバリングしながら、素早く器用に取ってゆくのである。瞬間撮影にウイークポイントのあるデジカメでは、その決定的な場面をどうしてもとらえきれない。来たと思ってすぐ押しても、コンマ何秒か遅れてしまう。前勘でシャッターを押すしかないのかもしれない。いつか、撮ってやるぞ、ヒヨドリ君。


身体の羽毛を広げて、まるでヒヨコみたいに寛ぐ姿を、一枚パチリ。