一枚の風信子171

●ハムスター、ビタミン不足で自分の子を食い殺す ＝単一栽培に警鐘
フランスで行われた実験でハムスターにトウモロコシだけを食べさせたところ、共食いで自分たちの子どもを食べてしまうほど凶暴になったとして、研究者らが警鐘を鳴らしている。これはビタミンB3の欠乏によって起きる病気で、人間のペラグラ（ナイアシン欠乏症）に当たる。18世紀中盤から20世紀中盤にかけて北米と欧州ではペラグラによって約300万人が亡くなったとされる。人間については、適切に調理されていないトウモロコシを基本とした食事と、殺人や自殺、食人行為の発生率上昇との間の関連が指摘されていた。「農業における単一栽培は生物多様性にとって有害だ」と述べた。【AFP＝時事】

「食物が人間を含む動物のの精神にまで、こんなに大きな影響を及ぼすものか」と驚かさせられた。常日頃から、食生活にも気を配る必要があるね。
ビタミンB3は、マグロやカツオ、アジ、サンマ、サバなどの魚介類や、牛・豚レバーや豚ロース、鶏ムネ肉の他、落花生・ピーナツ、干しシイタケにも多く含まれている。また、体内でアルコールを分解する際にできる有害物質のアセトアルデヒドを分解してくれるので、お酒を多く飲む人は十分に摂取した方がよいとされ、二日酔いを防ぐにも効果的だそうだ。

わが家のハム君のちょいぶと姿を、一枚パチリ。