0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

「火の用心!」はありがたいんだけど…。

一枚の風信子163



わが町内の冬の風物詩としておなじみになっているのが、ちびっ子たちの「火の用心回り」。夜7時を過ぎると小学校低学年くらいの児童たちが、7~8人隊列を組んで歩きながら、拍子木を鳴らして元気よく「火の用心」を点呼して、町内を巡り歩くのだ。週に2日程度だが、私のように物忘れが気になる歳を迎えると、本当にありがたいと思えるようになる。「ついうっかり」が絶対にないとは言いきれないからだ。
で、それと対象的なこともある。日曜朝の資源ゴミの回収アナウンスである。これもボーイ・ソプラノの子がかわいい声で「みなさん、おはようございます。今日は資源ゴミの回収日…」と元気よく触れ回るのだが、問題はそのボリュームの大きさ。拡声器を最大にしているようなやかましさで、休日の朝8時に目覚めさせてくれるのである。今は退職しているからいいものの、現役時代に夜勤明けでこれをやられ、びっくりして目覚め、動悸が治まらなかったことがある。もちろん子どもに何の罪はない。こんなことをやらかして、何も感じない大人たちの責任である。時と場所を選ばないと、せっかくの思いやりもあだになるということか。


「火の用心」の声を聴くと、いつもありがとねと言いたくなって、一枚パチリ。