0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

薬品は、毒と考える。

一枚の風信子144


古希(こき):唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)に由来する。古希は数えの70歳(≒満69歳)のこと。〈Wikipedia〉


私は、基本的に薬品には信用を置いてない。
自然のものではないからだ。化学製品はもともと異物の存在で、これを服用すること自体が不自然なこと。結局は、身体に無理をさせることになる。極端に言えば、身体を驚かせて(刺激を与えて)、治してしまうんだと思っている。いい例が、ふた昔ほど前に、日大の登山隊がアンデス山脈に遠征した時のことだ。現地で雇ったシェルパが急な腹痛を起こして、困った隊員の一人がチューブ入りの歯磨きを飲ませたところ、たちどころに治ってしまったという実話がある。現代の薬品とは無縁のシェルパの胃が、びっくりしちゃったのである。この信じられないようなエピソードを知れば、私の思い込みがまったくの見当違いとは言えなくなるだろう。幼いころから虚弱体質で「大きな白い建物を見ると必ず泣き出した」と母親に言われるくらい病院にお世話になった私だが、ほどほどに体を動かし、好きなものを食べ、好きな酒を飲む…自然体がいちばんと思いながら、何とか古希を迎えることができた。


ホントに、うちは薬がないよなと、一枚パチリ。