一枚の風信子134

キンキ：北海道、東北地方では高級食用魚として漁獲されている。旬は冬。脂がよく乗っている為、焼魚・鍋・煮魚にすると特に美味である。白身でくせがなく、あらゆる料理に活用できる。身は軟らかく、小骨が少ない為、老人や子供にも食べやすい。20世紀の前半はトロール網などで大量に捕れ、安価な魚であったが、近年は旬が冬季である為に、漁の安定性が確保できないこと、扱う漁師の減少等の影響、近年の燃料価格の高騰も重なり、漁獲高が減少して流通量が減少すると、逆にマスコミに注目されるようになり、価格の高騰が続いている。関東以西では祝いの席の供え物として一般的にマダイを用いるが、北海道ではキチジ(キンキ)が用いられることが一般的である。〈Wikipedia〉

つい５日前のブログ(一枚の風信子129)にも書いたが、「煮物・キンキに、焼き・甘鯛」と言われる、もう一方の横綱･キンキも手に入れることができた。普通はこれを食卓に上げちゃうと、3日くらい絶食しなければならないほど高価なので、手も足も出なかったのだ。「以前いつ食べたかなぁ」と思いたどったら、なんと37年前。銀座の近鉄ビルで、1,000円のキンキ定食を食べたのが最後。で、「何でこんなに安いの？」と聞いても、スーパーの店員に分かるわけがない。分かったのは、こんな安いのは見たことがないということだけ。写真のひと皿で、780円(もうひと回り大きいもので、普通は一尾980円くらい)。これって、異常にお買い得ですよ。

少々小ぶりだけど、この値段ホント？と、一枚パチリ。