0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

渋いねぇ、「わび」と「さび」。

一枚の風信子133



わび・さび(佗・寂)は、日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来佗(わび)と寂(さび)は別の概念であるが、現代ではひとまとめにされ .... 本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」 ... わび・さびの語源と用例[編集].〈Wikipedia〉
もう少し正確に言うと、年を経て多様に変化した、見た目の美しさを「さび」と言い、それを受け入れ、楽しもうとするポジティブな心を「わび」と言うそうだ。つまり、「さび」の美しさを見出す心が「わび」と言うことになる。私に分かるのは、「キンキラ」に輝いているものより「イブシ銀」の方が好きだということぐらい。金閣寺より銀閣寺、竜安寺の石庭なら、西芳寺の苔庭がいいと思う。決して目立ちはしないけれど、揺るぎのない存在感があるものね。
写真は、「昭和記念公園」内の晩秋の紅葉。まるで、漆のような色合いの渋い質感が気に入って撮った。今年は、特に秋の訪れが遅かったが、逆に冬は早い。東京では11月に雪が積もった。観測史上初という。年々春秋は短く、夏冬は長くなっているように思えてならない。


「墨」と「朱」、伝統の和の色を、一枚パチリ。