0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

日本に、春と秋がなくなる日。

一枚の風信子104


11月3日の朝の気温は8℃。12月の寒さだと言う。1週間ほど前は25℃の夏日だった。いったい、秋はどこへ行っちゃったの? 衣替えを済ませたのはつい5日前だったのに、いまはもうフリースの出番。今日は、冬用の羽毛布団まで出した。
何年も前からずっと言い続けていることだが、もはや日本に四季はなく、冬・夏と夏・冬の間に2ヵ月ずつ間期があるというのが現状だと思っていた。いちばん過ごしやすい季節が、年々短くなっているのは確かな事実になっている。今年はもっとすごい。わずか1週間で、夏日から冬日になっちゃうんだから。春と秋がなくなってしまう?  これからは「美しい日本の四季」なんていう、観光用のキャッチフレーズも使えなくなるだろう。もっと怖いのは、農業・漁業の不作・不漁など、計り知れないところに影響をもたらすことだ。天候不順は、このところの野菜の異常な高値の原因にもなっていて、小松菜・ほうれん草などの葉物野菜は一把200円を超えている。
幸いにして、わが家の秋は今年も健在だった。鉢植えの楓(写真)は、赤3 :黄色5:緑2くらいに色づいて、秋の到来を告げてくれた。
この美しい紅葉も、あっという間に終わってしまうんだろうか?


「数年来の眼の保養」を、一枚パチリ。