一枚の風信子99

「エアー･フィット･シューズ」という優れものをご紹介しよう。片方だけで、横に10、底に4の計14ヵ所の穴があいたデッキシューズだ。この夏は、大活躍してくれた。何といっても、ムレないのがいい。「水ハケがいいので、川や湖沼などで使ってもOK」とあるが、街中の水溜りなどは避けたほうがいいと思うけどね…。私のように汗をかきやすい体質の人には、うってつけのナイス・シューズ。おかげで、長年悩まされてきた水虫の気配がまるでなくなった。これまでの夏は、綿のスニーカーや踵の折れるサンダル・シューズを履いていたのだが、汗は防げないので、一度や二度は洗濯するはめになった。それが、今年はゼロ。7・8・9の3ヵ月間の夏日を、ほとんどこの1足でまかなってしまえたからうれしい。
もともと「素足でいること」が健康法のひとつと考えていたが、汗を吸収するために、しかたなく薄手の靴下を履くことも多かった。これで、今年の冬も風邪を引かなくてすみそうだ。私の知人で、年に何回かきちんと？風邪を引く人がいる。彼は、暖房の効いた室内でも靴下は欠かせないと言う。「なぜか」と聞いたら、「風邪を引くから」と答える。素足で履けるこの快足靴を、彼にも薦めたいな。風邪への抵抗力も高くなると思うから。

文部科学省で推薦してもらいたい「健康優良靴」を、一枚パチリ。