0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

玄米を食べ続けると、白米がまずくなる。

一枚の風信子93


一般に、精製食品は身体によくないと言われています。その代表的なものに、白米や白砂糖、小麦粉などが挙げられます。食品を精製する際には、食物繊維やビタミン・ミネラルなどの大切な栄養素はほとんど失われてしまいます。
例えば、精米する前の玄米には、なんと白米の約9倍もの食物繊維が含まれています。食物繊維は便秘の解消に効果的なだけでなく、体内の余分なコレステロールや糖分、発ガン物質などの有害物質の排出を促すことにより、糖尿病やガン・動脈硬化で引き起こしやすい脳卒中や心筋梗塞など生活習慣病を防ぐのにもひと役買ってくれます。日本人の食物繊維の所要量(目標摂取量)は、1日あたり20~25gとされています。実際の摂取量は、それより平均で5~10g不足しているといわれますが、毎日食べるごはんを白米から玄米に変えるだけでも、その不足分を十分に補える計算になります。
「でも、玄米はまずいから」という方へーー。
私の体験からすると、決してそんなことはありません。とにかく食べ続けていると、いつの間にか味覚が逆転してくるのです。玄米食に切り替えて、今年で3年ほどたったある日のこと。老舗の鰻屋さんでうな重を食べたら、そのご飯の味気なさに驚きましたね。ひとことで言うと、玄米ほどのコクがないのです。私の味覚が変わったのか、もともと玄米の方が味がいいのか分かりませんが、これで、未練のあった白米にきっぱりと見切りをつけられました。


「コクのある玄米ごはん」を一枚パチリ。