私が、猫派になった理由。
一枚の風信子89
一般に、犬派の人は好きな理由に「忠実・誠実・従順」を挙げ、猫派の人は「自由・自分勝手・気まぐれ」を挙げる。嫌いな理由も、それぞれの好きな理由と同じなのがおもしろい。
写真の「五郎丸」君がわが家に来るまでは、私も犬派だった。「人懐こい」ところが気に入っていたので、飼うとすれば犬のはずだった。転向のきっかけとなったのは、野良猫のケアをしていたカミさんが、外では暮らせない病気持ちの猫を引き取ってきたことから。簡単に言うと、ひと目惚れ。このチビ君(来たときは2.4kg)、メチャクチャに凛々しいのさ。今はもう、わが家の主のような顔してデンと構えちゃってる(現在6.9kg)けれど…。マンションだから、さすがにネズミは取ってこないものの、ゴキブリは3匹仕留めて義理もはたしている。それだけで、猫派に? ありきたりで申し訳ないけど、やっぱり「自由気まま」なところが気に入ったからかな。特に、からだごと摺り寄せて甘えるのと、撫でる手を冷たく拒絶する仕草を使い分けるその温度差がいい。こちらを「ああなるほど、自分の世界を持っているんだな」と納得させてしまう、不思議な魅力があるんだな、彼らには。
「獲物を捉えるシャープな眼力」を、一枚パチリ。
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