一枚の風信子87

人間が行う仕事の約半分が機械に奪われる…英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授は、そんな衝撃的な予測をしている。
「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。たとえば、無人で走る自動運転車が普及すれば、職業運転手は失業します」と言う。ロボットといえば、その昔、チャップリンの映画「モダンタイムス」で見た、あのオートメーション工場の究極の機械化を思い浮かべてしまうが、「21世紀の技術的進歩は、認知能力を必要とする幅広い仕事をこなせるところまできている」そうだ。
今後10~20年で、銀行や病院の事務仕事、レストランの案内係、バーテンダー、調理･清掃業務、不動産ブローカー、事務系の弁護士などが、つぎつぎに職を失うのでは？と推測している。
でも、心配はいらないそうだ。オックスフォードのこのオジさんは、「よりクリエイティブな仕事を選べるから、人類にとってはさらなる進化のチャンス」みたいなことをのたまっている。あのさ！人間てどちらかというと、クリエイティブな仕事に向いていない人の方が多いんじゃないのかな?   その不特定多数の人はどうすればいいのかね。

「鉄腕アトムみたいなロボットならいいな」と思いながら、一枚パチリ。