0905ashiのブログ

毎回オリジナル写真を一枚掲載し、それにまつわる自分の思いやエピソードを書き記します。写真版絵日記のようなものです。

これぞ「泥仕合」の大統領選。

一枚の風信子85


どろじあい【泥仕合】:1 互いに相手の弱点・秘密などをあばきたててみにくく争うこと。また、その争い。2 歌舞伎で、舞台上に泥田を作り、その中で立ち回りを演じること。また、その立ち回り。[補説]「泥試合」と書かないのが一般的。〈goo国語辞書〉


「選挙報道にはチャンネルを合わせない」…米国では、教師や親が子どもに大統領選をテレビで見るように勧めるのが普通だが、今回は違う。「これほど露骨で下品な選挙戦はない」と嘆く教育関係者もいると聞く。「差別言葉を繰り返す不適格者」を選ぶか、「私用メールを正当化する嘘つき」を選ぶのか?  両候補の好感度はともに歴史的な低さで、非好感度はこれまでの記録を塗り替えるほどの高さという。討論会などで、互いの足を引っ張り合うネガティブな中傷合戦の応酬には、報道陣もあきれてさじを投げているように見える。
もはや「どちらが良いか」ではなくて「どちらがましか」を判断する選挙になってしまっている。おそらく、人の心を傷つけても平気な人は、自分が何を言われても傷つかない人だと思う。ご両人どちらが大統領になっても、まわりの人の意見に耳を傾けない独善的な指導者になるだろう。二者択一で、「どちらもダメ」と言えない。これが、適正な選挙なのかね?


「アメリカが光り輝いていた時代」の象徴を、一枚パチリ。